いとうゆか・関西在住
小5長男と小1長女と暮らす
事務のアルバイトとWedライター
これまでに我が子に絵本を1000冊以上読み聞かせた(はず!)
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(令和4年3月現在の情報です)
1年生になるお子さんに読みたい絵本のあらすじ紹介
一ねんせいになったら
【詩:まど・みちお 絵:かべやふよう出版
(ポプラ社)】
途中までのあらすじ
一ねんせいになったら
一ねんせいになったら
ともだちひゃくにんできるかな♪
注目ポイント
この文章を見ると自然とメロディが浮かび上がってきますよね。
そう、こちらの絵本は童謡『一ねんせいになったら』が絵本になったものです。
作詞をしたのは『ぞうさん』でお馴染みのまど・みちおさん。
まど・みちおさんの歌詞は伸ばすフレーズが魅力的だと私は思うのです。
ぞぉ~~おさん、ぞぉ~~おさん♪
ひゃあ~~くに~~んで食べたいな♪
このぐ~~んと伸びやかに歌う歌詞がワクワク感を演出していますよね。
絵本は、男の子が嬉しそうにランドセルを掲げているシーンから始まります。
歌詞の通り、100人の友達と富士山の上でおにぎりを食べている姿はなんとも楽しそう!
小学校への期待に胸を躍らせている様子がとても伝わります。
2番・3番では友達100人とどんなことをしたいと歌っているのでしょうか、ぜひ読んで歌ってみてくださいね。
絵本の巻末には童謡『一ねんせいになったら』の楽譜が記載されていますよ。
いちねんせいのいちにち
【作:おか しゅうぞう 絵:ふじた ひおこ
(佼成出版社)】
途中までのあらすじ
いってきまーす!
しゅんちゃんは今日もランドセルを背負って元気に学校です。
おはよう!
集合場所に集まってみんなそろって登校します。
さて、今日はどんな一日になるのかな?
注目ポイント
一般的な絵本より少し大きめサイズのこちらの絵本。
小学一年生のしゅんちゃんの、学校での一日が丁寧に描かれています。
なんと始まりは集団登校の様子から!
幼稚園や保育園と違って、学校には子どもたちだけで行くんだよね。
学校に着いてからは…
- 教室での授業の様子
- 休憩時間の過ごし方
- 給食とその後のお掃除の様子
といった毎日のことから、
- ケガをした時の保健室
- 授業で朝顔の種まきをすることも
- 放課後は約束をしちゃおう!
学校や小学生の暮らしにまつわる盛りだくさんの内容となっておりますよ。
たくさんのわくわくを見つけてくださいね。
先生やお友達や上級生とのやりとりが豊富に描かれているところも嬉しいポイント。
4月の入学に向けて、小学校の体験入学が催されている地域もあると思います。
(私の地域では令和4年は感染状況を鑑みて中止になったようです…。)
子どもたちにとっては、知らない世界に飛び込んでいくのはとっても不安ですよね。
この絵本はこれから小学生になるお子さんにとって、小学校生活の疑似体験になるのではないでしょうか?
小学校っておもしろそう!楽しみ!
そんな風に4月を迎えることができるといいですね。
はっけん!がっこうのあっ!
【文:石津 ちひろ 絵:ママダミネコ
(大日本図書)】
途中までのあらすじ
学校ってどんなところ?
だいき君、きくこちゃん、みなみちゃんの3人が探検だ!
不思議な音が聴こえてくるよ?
ここは何の教室か、わかるかな?
注目ポイント
仲良し3人組が学校の中の教室を探検していくお話です。
最初に音・色・形・匂いなど五感で感じる情報で、教室のヒントが出されますよ。
- なんだかひんやりしてる
- ガチャガチャって瓶の音がした
- 今度はポタポタって水の音
何の教室かわかりますか?
正解は理科室!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
春から小学生になるお子さんが、小学校のことを知るきっかけになる絵本を紹介させていただきました。
小学校っておもしろそう!
小学生になったらこんな授業が楽しみ!
絵本を通してそんな風に思っていただけたら幸いです。
それでは最後に今回紹介した絵本です。
『一ねんせいになったら』
『いちねんせいのいちにち』
『はっけん!がっこうのあっ!』
ありがとうございました!