いとう家長男「あっきーの」のツッコミたくなる日常~短編エッセイ~

我が家イチのしっかり者、
長男「あっきーの」が今回の主役です。
日々私の小ボケにいつもツッコミを入れてくれるあっきーのは学校でもツッコミ役だそうです。
我が家の日常をゆるゆると綴りましたので、覗いていただけると幸いです。
【令和3年11月作成画像】
いとうゆか
筆者は普段おすすめ絵本の紹介をしています
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あっきーのって誰?

あっきーのは我が家の長男です。

令和3年11月現在で10歳の小学5年生です。

小学5年生ということは、のび太とカツオと同級生ですね。

ふとこの前、長男に聞いたお話です。

いとうゆか
長男くんは学校でお友達になんて呼ばれてるん?
あっきーの
あっきーの。
いとうゆか
そうなん!?
全然知らんかったー!!
ウチに遊びに来てくれるお友達からは名前で呼ばれていたので…。
ということで、我が家でもあっきーのと呼び始めました。
そしてTwitterで私とあっきーののやりとりをいくつかつぶやいたところ、フォロワーさんに楽しんでいただけることがあったので今回は過去のエピソードも交えてこちらのブログでまとめてみたいと思いました。
いつか、あっきーの本人に見つかって消去を命じられるまではここに置いておきたいと思います。
ちなみに最初は「アッキーノ」と表記したところ、本人に
あっきーの
あっきーのはひらがなやで
と厳重注意を受けたのでひらがな表記とさせていただいております。
あっきーのはひらがな表記である

あっきーのの名言集

猫を傷つけない

実家に猫を飼っているのですが、3歳頃のあっきーのはこの猫をとても怖がっていました。

2歳の頃にひっかかれたことがあったのです。

その時はまだおしゃべりできないあっきーのでしたが、猫にひっかかかれた傷跡を会う人会う人に見せて痛かったアピールをしていました。

そしてまた帰省することになり、私が意地悪して聞いてみたのです。

いとうゆか
おばあちゃん家行ったら猫ちゃんと一緒にお風呂はいる?
するとあっきーのの返事はこうでした。
3歳あっきーの
う~ん、でも猫ちゃん、忙しいかも。
なんと!
自分が猫と一緒にお風呂に入るのが嫌なのではなく、あくまでも猫を気遣って断るという高等テクニック!
早く帰りたいときに「忙しいところすみませんでした!」と言ってしめに入るのと同じですね。

注射が平気だ、あっきーの

2歳の頃から穏やかだと言われ続けたあっきーのは、ありがたいことに予防接種の注射を受けるのも全く平気な2歳児でした。

ただ、悲しそうに注射されるところをじっと見つめているのです。

先生も毎回「すごいね!」「大人みたいだなぁ…」と驚いておられました。

ある時私は尋ねたことがありました。

いとうゆか
なんでお注射、泣かずにいられるの?
あっきーの
だってすぐ終わるから
ホンマに大人みたいやな!
その反動(?)なのか、娘が注射を受けて
あーちゃん
あぁ~~~~~!!
と泣いているのが可愛くて仕方がないわけです。

パパのすきなところ

3歳の頃、あっきーのは私を好き過ぎたせいなのかパパと折り合いが悪くケンカをすることもしばしば。

そんなある時の私との会話です。

いとうゆか
パパのどんなところが好き?
3歳あっきーの
どんなところも好きじゃない
即答!!
幼稚園で製作した父の日の似顔絵もむちゃくちゃ雑に描かれていました。笑

遅刻は厳禁あっきーの

あっきーのは時間にきっちりしています。

私が言わなくても自分で時計を見て行動してくれるのでとても助かっています。

でも、心配性なのか、そんなに早く行動しなくても良いのでは?と思うことも。

毎朝の集団登校の集合場所にも出発の5分前に家を出ればじゅうぶんなのですが、暑い日も寒い日も15分ほど前に家を出るあっきーの。

そしてこんなことを言っていました。

あっきーの
いつも朝、誰もおらんから今日ホンマに学校あるんか?って思うねん。
いとうゆか
もっとゆっくり家を出ろー!!

ダンスがうまいあいつの背骨は

クラスの中にダンスのうまい男の子がいたそうなんです。

その彼が米津玄師の「フラミンゴ」を踊っていたそう。

「フラミンゴ」のPVの中で米津さんは体をくねっくねに動かす独特のダンスを披露しているんですよね。

それを完コピしている友人の魂のダンスを見たあっきーのの一言。

あっきーの
こいつの背骨みみずでできてんちゃうか?
そういえば娘がうろ覚えで
あーちゃん
あなた、ふら・ふら・ふら・ふら・ふらみんご♪
と歌ったときに
あっきーの
ふらが1個多いねん
とツッコミが炸裂していました。
【絶対いけるのにちょっと含みもたせるヤツ】

リテラシー高めだ、あっきーの

あっきーのの妹であるあーちゃんは誰にでも声をかけることのできるコミュ力おばけです。

公園で初めて会ったお友達のお母さんにもガンガンしゃべりかけます。

あーちゃん

わたし、あーちゃん3歳!体重14キロ!
お兄ちゃんはあっきーの7歳!体重19キロ!

それを私の隣で見ていたあっきーのの一言。

あっきーの
人の個人情報バラさんといてくれる?

母ちゃんのブログがハネてるわけない

あっきーのは時々このブログの下書き記事を読んで間違えているところを指摘してくれています。

その状態を「校閲ボーイに外注」と呼んでいますが、私のブログを応援してくれていると思っていました。

先日当ブログが人気ブログランキングの絵本カテゴリーの193サイトの中で堂々の1位を獲得した時のこと。

いとうゆか
見て見て~♪母ちゃんのブログが1位になったよー!
あっきーの
嘘やん!?母ちゃんしかしてへんのちゃうん?
いとうゆか
失礼なこと言うな!!
参加者1人で1位とって喜んでたらサイコパス母ちゃんですから!!

 あんなに小さかった妹

ピンクが大好きでピンクの服ばかり着ていた娘(小1)が珍しく茶色や紺など落ち着いた色合いの服を着たところとってもお姉さんに見えたのです。

ついついこぼれた私の一言に対して

いとうゆか
娘ちゃん大きくなったなぁ。あんなに小さかったのに…。
あっきーの
細胞やろ?
いとうゆか
そんな前の話してへんねん。
5年生は学校で赤ちゃん誕生の学びをしたので細胞から命が始まることを知ったのでしょうね。
ボケなのか、天然発言なのか私にはもうわかりませんが。

あっきーのは魚アレルギー

魚アレルギーのため、給食が魚メニューの時は家で用意したおかず(除去食)を持参しているあっきーの。

食品アレルギーを持つ人は珍しいため、何かと面倒なことが起こるそうです。

あっきーの
魚あかんの?肉は食べれるん?って毎年聞かれる。
いとうゆか
クラス替えするたび大変やな。
あっきーの
回転ずし行っても食べるもんないやんって言われるけど、玉子とかっぱ巻きといなりずしがあるって答えてる。
いとうゆか
おつかれさんですなぁ
くじらは哺乳類だから食べられる

運動はなるべくしたくない

運動会が近づくと、いつも私が言うことがあります。

小学3年生のとき

いとうゆか
運動会近いし走る練習せなあかんなぁ!
あっきーの
いや、瞬足履くから大丈夫。
いとうゆか
瞬足履いたら自動的に足速くなるんちゃうねん。
そして小学4年生の時
いとうゆか
運動会近いし走る練習せなあかんなぁ!
あっきーの
いや、全集中の呼吸使うから大丈夫。
いとうゆか
いつ修行してん!!

【スヌーピーかよ】

あっきーのアニキ

時々娘の学童のお迎えにあっきーのを連れていくと、娘のクラスの男の子(あっきーののひとつ年下)があっきーのに嬉しそうに絡みついてきます。

あとで、年下のお友達?と聞いても「いや。」と否定するクールなあっきーの。

よくよく聞くと、あっきーのが学童に通っていたころ班長をしていた時に彼とは同じ班だったそうです。

その男の子は私にも「お兄ちゃん(あっきーの)と俺、仲良いで!」と教えてくれていました。

ところがあっきーのの反応は

あっきーの
仲良くなった覚えはない。問題児やったから一緒に行動してただけ
いとうゆか
懐かれてるやん!!
あっきーの
なんか学校の廊下でも手ぇ振ってくんねんなぁ
いとうゆか
アニキー!!って感じやな。笑

俺って言わないあっきーの

小学生になったくらいから、授業参観などで学校の様子を見た時に学校では自分のことを「俺」と言っていることが発覚。

家では名前で言ったり、「おにぃ」(妹がいる)と言っています。

私の前で「俺」って言うのがちょっぴり恥ずかしいのかな?

と思ったので私からこんな風に声をかけたことがありました。

いとうゆか
家でも俺って言っていいんやで
あっきーの
いや、それは不良が言うこと
いとうゆか
不良のハードル低いな!!

物欲ないんだ、あっきーの

小さな頃から私が「これ新しいの買う?」「こんなん欲しい?」と聞いても

あっきーの
いや、今のがあるから大丈夫
と言ってほとんど物欲のなかったあっきーの。
そんなあっきーのは小学生になったときに120センチの体操服を着ていました。
そのまま大きくなり気が付けばもう5年生。
私は何度か「体操服もう小さいんちゃう?」と声をかけましたが。
あっきーの
大丈夫。
の一点張り。
そして先日、子どもたちの運動会を見に行ったところ、
いとうゆか
体操服ピチピチやないかい!!
速攻で140センチの体操服を買いに行った母でした。

子ども扱いはやめてくれ

小学5年生のあっきーのを連れて外食に行くと、お店によっては大人用のコップでお水を出してくれるところもあります。

そんな時あっきーのは

あっきーの
大人のコップやぁー!
と嬉しそうにします。
反対に、お子様用の可愛いコップでお水を出された時はこんなことを言っていました。
あっきーの
なめられた。
いとうゆか
なめてるわけじゃないと思うよ…。笑
幼稚園の時から「子どもっぽい服は着たくない」って言ってたもんね。

【そのくせ妹の逆上がりには難癖つける】

おわりに

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

長男くんとの懐かしいエピソードをいろいろと思い出して楽しく書きました。

ぜひ今後ともこんないとう家をよろしくお願いします!

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