大人もときめくクリスマスおすすめ絵本5冊!あらすじ紹介

  • 2021年12月21日
  • 2022年3月5日
  • 絵本紹介
  • 586View
  • 0件
いとうゆか
今年もクリスマスがやって来ますね!

クリスマスツリーは飾りましたか?

プレゼント、ケーキの用意はされましたか?

家族と?友人と?恋人と?

クリスマスの楽しみ方は人それぞれ!

皆さん、とびきり素敵なクリスマスをお過ごしください。

今回は皆さまのクリスマスに彩りを添える素敵な絵本をどどーんと5冊!紹介したいと思います。

自己紹介をさせてください!
いとうゆか・関西在住
小5長男と小1長女と暮らす
事務のアルバイトとWedライター
これまでに我が子に絵本を1000冊以上読み聞かせた(はず!)
Twitterアカウントはこちら
(令和4年3月現在の情報です)

こちらの記事では0歳~4歳さんにおすすめのクリスマス絵本を紹介しています。

絵本紹介

今年も12月がやってきますね。 12月のイベントと言えば、なんといってもクリスマス! お子さんに絵本を読み聞かせているお母さんお父さんであれば本屋さんや図書館にクリスマス絵本が並べられているのを見たことがあるかもしれません。 […]

それでは紹介させていただきます!

クリスマスおすすめ絵本5冊のあらすじ紹介

ぐりとぐらのおきゃくさま


【作作: 中川 李枝子 絵: 山脇 百合子
福音館書店)】

いとうゆか
ぐりとぐらにクリスマスのお話なんてあったの?

途中までのあらすじ

森で雪合戦をしていたぐりとぐらは、雪の上に大きな足跡を見つけました。

きつねより、くまより大きいよ…。

誰のか調べてみよう。

足跡を追って2人が辿り着いたのはなんだか見覚えのある家で…。

注目ポイント

赤と青のぬくぬくポンチョ姿が可愛いこちらのぐりとぐらはクリスマスのお話となっておりますよ。

大きな足跡が行きついたのは、なんとぐりとぐらのおうち!

お客さまが脱いだ靴や服や小物を見ると、あれれ?

いとうゆか
お客さまってもしかして…?

クリスマスに起こった不思議で素敵な出会い。

最後にはぐりとぐらのおうちに動物たちが集まって素敵なクリスマスの夜を過ごすのでした。

この絵本のタイトルや表紙からはクリスマスのお話だと思いませんよね?

ぐりとぐらの世界観をそのままに、動物たちが穏やかに過ごす優しいクリスマスのお話でした。

『ぐりとぐらのおきゃくさま』
対象年齢:3歳から
絵本の試し読みはこちらから

いろいろクリスマスツリー


【作・おおでゆかこ(アリス館)】

いとうゆか
こんなクリスマスツリー見たことない!

途中までのあらすじ

もうすぐクリスマス。

世界のいろいろな場所で、いろいろなクリスマスツリーが飾られています。

森の中、氷の国、深い海の底…。

えっ!こんなところにも…?

個性あふれるクリスマスツリーを覗いてみましょう!

注目ポイント

一般的な絵本と比べると少し縦長サイズのこちらの絵本。

ページを開くと正方形に近い形になり、真ん中にはクリスマスツリーが大きく描かれています。

リスたちが飾り付けた森のクリスマスツリー。

ペンギンたちが削って作った氷のクリスマスツリー。

いとうゆか
暑い浜辺に作られたツリーなんて想像できますか?

常識にとらわれない自由で美しい世界がここにはあります。

親子そろってページを開くたびに、『わぁっ』と目を輝かせてしまいました。

いとうゆか
私は食いしん坊さんたちが作った美味しそうなツリーがお気に入り!
あーちゃん
私はペンギンのツリーが好き!楽しそう!

こちらのサイトから「いろいろクリスマスツリー」の試し読みができますよ。

おおでゆかこさんの描く美しい世界をぜひ覗いて頂きたいです。

『いろいろクリスマスツリー』
対象年齢:3歳から
絵本の試し読みはこちらから

 

もみのきむらのクリスマス


【作:作: シルヴィ・ミスラン
絵: ファビアン・ユクト・ランベール
訳: ふしみ みさを(ほるぷ出版)】

いとうゆか
子どもたちはどこに行ったのかな?

途中までのあらすじ

大きなもみの木にもみのき村がありました。

今夜は待ちに待ったクリスマス!

てっぺんに住んでいるリス家族のパパは、子どもがいないことに気付きます。

子どもを探しに下のキジバトさんのお家を訪れますが、キジバトさんのところの子どももいないと聞かされて…。

注目ポイント

こちらの絵本のページを開いたとたん私と娘は叫びました。

いとうゆか
しかけ絵本やぁー!!

もみのきに住んでいる動物たちの家のドアがパタパタと開くようになっているのです。

トントンとノックして開けてみるのも楽しいですね。

大きな扉にはリスパパがそのお家の住人さんとおしゃべりを。

そして小さな扉は倉庫だったり、寝室だったり、トイレだったり…。

いとうゆか
これは失礼しましたっ!

もみのき村には雪が降り積もっていますが、扉を開くと温かな家族の様子が描かれていて心はほっこり温まりますよ。

なんだか暖かいお部屋って幸せの象徴ですよね…。

それにしても動物の子どもたちは皆、どこに行ってしまったのでしょう?

最後のページを開くと…。

大盛り上がりのもみのき村のクリスマスを一緒に楽しみましょう!

こちらのサイトから「もみのきむらのクリスマス」の試し読みができますよ。

しかけ部分も写真でたくさん紹介されていますのでぜひ覗いてみてください。

いとうゆか
本当におすすめ!
『もみのきむらのクリスマス』
対象年齢:3・4歳から
絵本の試し読みはこちらから

くまのがっこう


【絵絵: あだち なみ 文: あいはら ひろゆき
ブロンズ新社)】

いとうゆか
雪だるまジャッキーにご注目!

途中までのあらすじ

クリスマスの朝、くまのこたちは教会でお祈りをして讃美歌を歌います。

ジャッキーは窓の外に影を見つけます。

もしかしてサンタさん?

足跡を追いかけると、とあるおじいさんの家にたどり着きました。

部屋に入れてもらったジャッキーは古い写真の前にケーキが置いてあることに気が付きます。

このケーキ、サンタさんが作ったの?

わしがサンタ!?

ケーキはもう作らないよ。

マリーが生きていた頃はよく作ったもんだがなぁ。

ジャッキーはむねがドキン…。

注目ポイント

いつも明るくてわんぱくでいたずら好きで聞かんぼうのジャッキー。

くまのこたちは、どんなにぎやかなクリスマスを過ごすのかな?

と思いながら、読み聞かせている途中で私は大変なことに気が付きました。

いとうゆか
これ泣いてまうやつやぁー!!
ジャッキーがサンタさんだと勘違いしたおじいさんには、ジャッキーくらいの歳の可愛いお孫さんがいたのです。
お孫さんのマリーのためによく作っていたラズベリーケーキ。
おじいさんを元気づけるためラズベリーを探しに、ジャッキーは雪の中を飛び出します。
だけどラズベリーはどこにもなかったのです。
おじいさんは冷たいジャッキーの手を握りしめます。
ずっとひとりぼっちのクリスマスだったけれど、今年はおまえさんが来てくれた。それだけでいいんだよ。
手を繋いで歩き出す2人に奇跡のような出来事が…!
おじいさんの、ぽっかりと穴の空いてしまった心に寄り添うジャッキー。
小さなジャッキーを愛おしく想うおじいさん。
ラズベリーのケーキ作りを手伝いにかけつけた11人のお兄ちゃんたち。
いとうゆか
優しさで溢れているー!
最後まで読んだあと表紙を見ると、また泣けるんです。
ジャッキー、おじいさん、メリークリスマス!
『ジャッキーのクリスマス』
対象年齢:3歳頃から
絵本のレビューはこちらから
こちらの記事でもくまのがっこうシリーズの絵本を紹介しています。
絵本紹介

おしゃれでキュートなジャッキーが、 いたずら好きでお世話好きなジャッキーが、 頑張り屋さんで泣き虫なジャッキーが、 いとうゆか 大好きだぁーーー!! 【写真引用:ブロンズ新社】 と、いうわけで今回は、私が[…]

絵本紹介

いとうゆか 2月14日はバレンタインデーですね! 誰かにチョコレートを渡す方、もらうのを楽しみにしている方、自分へのご褒美チョコを買っちゃおう!という方もいらっしゃるのでは? バレンタインにちなんで、今日は私の大好[…]

よるくま クリスマスのまえのよる


【作: 酒井 駒子(白泉社)】
いとうゆか
クリスマス前夜にやってきた小さなお客さま

途中までのあらすじ

クリスマスイブの夜、「ぼく」は不安な気持ちでいます。

悪い子にはサンタさん来ないって言われたから。

そんな時、トントンって誰かがノックして…。

やぁよるくまだ。

よるくまは可愛くて良い子だからきっとサンタさん来るよ。

よるくま、サンタさん知らないの?

注目ポイント

12月になるとお子さんにこんなことを言ってしまいませんか?

  • そんなことするんだったらサンタさん来ないよ
  • サンタさんにプレゼントいりませんって言おうかな
  • 良い子にしてるかサンタさん見てるよ?
いとうゆか
サンタさんを子どものしつけに使ってしまいがち!

こんなことを言われてしまっては、自分のところにサンタさん来ないのかも…と不安に思っているお子さんもいるかもしれません。

これは親としては胸が痛くなります…。

よるくまとおもちゃの飛行機に乗って不思議な旅に出た「ぼく」ですが、よるくまはお母さんくまのところへ戻ってしまいます。

よるくまはまだ小さいからたくさん抱っこしてもらえていいな。

もう赤ちゃんじゃないけれど、まだまだお母さんに甘えたい「ぼく」の心の声。

静かな夜の世界をよるくまと一緒に旅しましょう。

よるくまに心が癒された「ぼく」は安心して朝を迎えられたようですよ。

いとうゆか
この絵本を読んだあとはもっともっと我が子のことが愛おしく想えます
『よるくま クリスマスのまえのよる』
対象年齢:2歳頃から
絵本の試し読みはこちらから

 

おわりに

クリスマスに読みたいおすすめの絵本を5冊紹介させていただきました。

動物たちが集まる賑やかなクリスマスに、個性的なクリスマスツリー。

そしてクリスマスに起こった心温まる交流。

いとうゆか
皆さんはどのお話がお好みでしたか?

皆さまも素敵なクリスマスをお過ごしくださいね。

メリークリスマス!

それでは最後に今回紹介した絵本です。

お客さまは今夜は大忙し!?
『ぐりとぐらのおきゃくさま』

場所も飾りも個性的!!
『いろいろクリスマスツリー』

トントン!扉を開こうしかけ絵本
『もみのきむらのクリスマス』

おじいさんってやっぱりサンタさんだったの?
『ジャッキーのクリスマス』

不安に過ごすぼくに会いに来てくれた小さなお友達
『よるくま クリスマスのまえのよる』

絵本ナビでは、絵本・児童書・ 絵本キャラクターグッズを数多く紹介しています。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
いとうゆか
我が家のクリスマスはシャンメリーで乾杯です
最新情報をチェックしよう!