皆さんは、眠りから目が覚めた時に
と思うことはありませんか?
- 大好きな人と一緒にいる夢
- 空を飛んでいる夢
- 自分が憧れていた姿になっている夢
一度目が覚めてしまったらもう夢の中には戻れませんよね。
いつでも好きな時に、見たい夢が見られたら…。
今日はそんな願いを叶えてくれる絵本
『ゆめぎんこう』を紹介したいと思います。
著者のコンドウアキさんはリラックマ・うさぎのモフィのデザインを手がけた方ですよ!
伊藤有花(いとうゆか)関西在住
小6長男と小2長女と暮らす
事務のアルバイトとブロガー
これまでに我が子に絵本を1000冊以上読み聞かせた(はず!)
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(令和4年5月現在の情報です)
先日、弊ブログでコンドウアキさんの『ゆめぎんこう』という絵本を紹介させていただきました。 【作・コンドウアキ(白泉社)】 ぺんぺんともぐもぐが切り盛りするゆめぎんこうは、お客さまの夢を買い取ってアメにしてそのアメを売るお店です。 […]
絵本『ゆめぎんこう』のあらすじ紹介
ゆめぎんこう
【作・コンドウアキ (白泉社)】
途中までのあらすじ
ゆめぎんこうはお客さまの夢を買って夢のアメに変え、そしてそのアメを売るお店です。
夢を買い取って欲しいという依頼があったので、店主のぺんぺんとバクのもぐもぐは夜になるとお客さまの元へ向かいます。
依頼者のおじいさんが眠りにつくと、楽しそうな夢がたくさんあふれ出ます。
バクのもぐもぐが夢を食べると、不思議なことにそれが翌日には甘いアメになるのです。
(その過程は企業秘密だそうですよ!)
翌日そのおじいさんがお店にやってきました。
こんな夢を見ていましたよと報告をするぺんぺんに、おじいさんは尋ねます。
あの、こちらの人は夢に出てこなかったかな?
注目ポイント
お客さんの夜眠った時に見た夢を、アメに変えてしまうというなんとも不思議なお店!
空を飛ぶ夢のアメを買って食べるとその人はその夜、空を飛ぶ夢が見られるというわけです。
このお店はぺんぺんと、おじいちゃんバクのもぐもぐの2人で切り盛りしています。
絵本の表紙のぺんぺんの後ろに並んでいるビンの中身はすべて夢のアメなんですよ。
【写真引用:白泉社】
「ファンタジーな駄菓子屋さん」みたいな雰囲気がまたいいですよね!
トングで丁寧にアメを取り出すぺんぺんの仕草が可愛くてたまらん!
とっても怖がりなぺんぺんは真っ暗な夜に夢を取りに行かなければいけないのがつらい…。
それにお客さんの見る夢がこわ~い夢だったら…。
おじいちゃんから受け継いだこの仕事がちょっぴり苦手なぺんぺん。
お話の中でぺんぺんに夢の買い取りを依頼したおじいさんには、その日、自分が見た夢をアメに変えて欲しい理由がありました。
おじいさんの望んだ夢をアメにすることはできなかったけれど、ぺんぺんの心のこもったプレゼントにおじいさんは涙します。
そんな時はこの仕事をやっていてよかったと思えるぺんぺんなのでした。
皆さんはどんな夢をご希望ですか?
お話を読み終えてもう一度表紙を見てみると、おじいちゃんバクのもぐもぐが見つかるはずです!
そんなところにいたのね!
おわりに
コンドウアキさんの繊細に描かれたファンタジーで心があったかくなる物語。
お子さんと、このアメはどんな夢だろうね?と想像しながらお話してみるのもいいですね。
- どんな夢のアメが欲しい?
- 今日はどんな夢が見られるかな?
そんなことを話しながら眠りにつけたら…。
きっと皆さんもお子さんも幸せな夢を見られることでしょう。
いろいろな夢のアメが並べられている、私の大好きなページがこちらで試し読みできますので、ぜひのぞいて見てくださいね!
2021年10月1日に発行された2作目「ゆめぎんこう ちいさなおきゃくさま」 もチェックしてみてくださいね。
先日、弊ブログでコンドウアキさんの『ゆめぎんこう』という絵本を紹介させていただきました。 【作・コンドウアキ(白泉社)】 ぺんぺんともぐもぐが切り盛りするゆめぎんこうは、お客さまの夢を買い取ってアメにしてそのアメを売るお店です。 […]
最後に今回紹介した絵本です。
『ゆめぎんこう』
ありがとうございました。