いとうゆか・関西在住
小6長男と小2長女と暮らす
これまでに我が子に絵本を1000冊以上読み聞かせた(はず!)
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(令和4年4月現在の情報です)
『11ぴきのねこ』シリーズ全6作の発行順
- 11ぴきのねこ(1967年4月 )
- 11ぴきのねことあほうどり(1972年11月)
- 11ぴきのねことぶた(1976年12月)
- 11ぴきのねこふくろのなか(1982年12月)
- 11ぴきのねことへんなねこ(1989年12月)
- 11ぴきのねこどろんこ(1996年10月)
当記事では後半の3冊を紹介いたします。
前半の3冊の紹介記事はこちらです。
いとうゆか ご訪問ありがとうございます 絵本界のわんぱくネコ集団『11ぴきのねこ』シリーズを紹介したいと思います。 [caption id="attachment_1437" align="aligncenter"[…]
『11ぴきのねこ』シリーズ後半3冊のあらすじを紹介
11ぴきのねこふくろのなか
【作:馬場 のぼる(こぐま社)】
途中までのあらすじ
11ぴきのねこが遠足に行くと、きれいなお花畑に到着。
そこにはたてふだが立っています。
『はなをとるな』だって!?
ひとつだけなら大丈夫、だよね?
今度は大きな袋が置いてあるぞ。
『ふくろにはいるな』だって…。
注目ポイント
ダメと言われたらやりたくなる。
子どもってそういうもんです。
目の前にとっても大きな袋があるのに、入っちゃいけないだって?

興味津々のねこたちは大きな袋に潜り込んで大興奮!
するとそこへ怪しい笑い声が聞こえてきて…。
怪物ウヒアハに連れ去られたねこたちは、過酷な環境に身をおくことになります。
絶体絶命の大ピンチ!
それでも11ぴきのねこは諦めない。
知恵を絞って力を合わせ、この状況の打開を試みます。

皆さんもルールを守らないと、どこかでウヒアハが見ているかも!?
『11ぴきのねこふくろのなか』のこぼれ話
この物語に出てくる怪物ウヒアハは作者の馬場のぼるさんが、なかなか夜眠らない子どもたちを脅かすために作った架空のキャラクターだったそうです。
『早く寝ないとウヒアハが来るぞ…ウヒヒヒヒ…』
そうすると子どもたちは大急ぎで布団の中に潜り込んだそうですよ。(ポプラ社公式サイト参照)
この絵本を読んだことがある方はおわかりかもしれませんが「ウヒアハ」って声に出して言うと自然と不気味な雰囲気がかもしだされるのです。
「ウヒヒ」とか「アハハ」だけだと楽しそうなのに、不思議ですよね。
ぜひ言葉に出して言ってみてください。
ウヒアハ…ウヒアハ…
11ぴきのねことへんなねこ
【作:馬場のぼる(こぐま社)】
途中までのあらすじ
魚釣りをしているねこたちの横を1ぴきの水玉模様のねこが通りかかりました。
へんなみずたま、へんなねこ。
へんなねこが葉っぱを集めてどこかへ行くのでついて行ってみると、そこにはへんな家が。
へんなねこはその家に葉っぱを貼り付けています。
面白そうなので手伝うことにした11ぴきのねこたち。
すると水玉模様のねこはとっても喜んで、自分はこの船でやってきた星の世界のねこだと打ち明けます。
みずたまくんは、うちゅうねこだった!?
注目ポイント
ファンタジーで不思議な存在、宇宙ねこが登場!
この不思議なねこさんは、感情によって水玉模様の色が変わるんですよ!
そして無事に完成した宇宙船に乗って明日の夜、宇宙に帰るという水玉ねこさん。
それを聞いた11ぴきのねこたちは思います。
宇宙旅行してみたいねぇ…。

ねこたちの宇宙船のっとり作戦はうまくいくのでしょうか?
みんなで夜空に向かって花火をするシーンはとっても綺麗で見とれてしまいますよ。
11ぴきのねこどろんこ
【作:馬場のぼる(ポプラ社)】
途中までのあらすじ
獲物を探しに森の奥へとやってきた11ぴきのねこ。
ジャブジャブバッシャーン。
ややや…泥沼に見たことのないやるがいるぞ。
ジャブジャブドボーン。
恐竜の子どもだね…。
注目ポイント
森の奥で不思議な生き物に出会った11ぴきのねこ。
それは泥沼で遊ぶ恐竜の子ども。
翌日がけから落ちた恐竜の子を11ぴきのねこが力を合わせて助けたことから、交流が始まります。


おわりに
絵本『11ぴきのねこ』シリーズをすべて紹介することができました。
きっと誰もが一度は目にしたことがある絵本『11ぴきのねこ』。

そう感じていただけましたら幸いです。
それでは最後に今回紹介した絵本です。
『11ぴきのねこふくろのなか』
『11ぴきのねことへんなねこ』
『11ぴきのねこどろんこ』
ありがとうございました!