絵本『まじょのほうき』あらすじ紹介さとうめぐみさん作

  • 2021年9月21日
  • 2022年2月26日
  • 絵本紹介
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いとうゆか
ご訪問ありがとうございます

先日、弊ブログの中で「こねこのえんそく はるののはら(ハッピーオウル社)」という絵本を紹介させていただきました。

大好きなさこももみさんの絵本を紹介したこちらの記事となっております。

絵本紹介

ご訪問いただきましてありがとうございます。 今回は私が図書館で見かけるたびに何度も借りてしまう絵本を紹介したいと思います。 いとうゆか だって絵がむちゃくちゃ可愛くてストーリーもとっても素敵だから!! 今回は私が[…]

著作権の関係で出版社であるハッピーオウル社さまに連絡をしたところ、絵本紹介レビューを掲載することに快く承諾してくださり該当記事のご感想まで添えてくださいました!

いとうゆか
大変励みになります!

そして、さらには

朝日新聞web「好書好日」で、弊社の絵本『まじょのほうき』と

作者のさとうめぐみさんのインタビュー記事が紹介されます。

機会がありましたら、ぜひご覧いただき、お取り上げいただければ幸いです。

とのこと!

なんと!喜んで!!

と、いうことで今回は、絵本作家のさとうめぐみさんと絵本『まじょのほうき』について紹介させていただきたいと思います。

自己紹介をさせてください!
いとうゆか・関西在住
小5長男と小1長女と暮らす
事務のアルバイトとWedライター
これまでに我が子に絵本を1000冊以上読み聞かせた(はず!)
Twitterアカウントはこちら
(令和4年2月現在の情報です)
※この件に関してハッピーオウル社さまから報酬等は一切ございません。

さとうめぐみさんと絵本『まじょのほうき』の紹介

さとうめぐみさんってどんな人?

さとうめぐみさんは日本画表現による発表と絵本創作を続けておられます。

主な絵本作品はこちら

  • 『まじょのほうき』などのまじょシリーズ(ハッピーオウル社)
  • 『ケーキちゃん』などのスイーツシリーズ(教育画劇)
  • 『おべんとう』『どうぶつパンやさん』(ひかりのくに)
  • 『レモンちゃん』などのおいしいもりシリーズ(PHP研究所)など多数

受賞歴はこちら

  • 『まじょのほうき』で第4回ようちえん絵本大賞受賞
  • 『おべんとう』で第9回MOE絵本屋さん大賞2016パパママ賞受賞

絵本作家になったきっかけ

さとうさんが動物園でスケッチをしているところを、飼育係長から「カメの図鑑絵本を作るのだけれど絵を描いてもらえないか」と声をかけられたことが絵本作家になるきっかけだったそうです。

いとうゆか
動物園で絵本作家としてスカウトされるなんてまさかの展開!

その後日本画家として活動していたさとうさんは、自分の作品を絵本として世に出したいという気持ちが強くなかなか採用されない日々を送ります。

そして自身が子どもを授かって絵本を読み聞かせるうちに、お話の作り方が変わってきたそうです。

子どもに読んであげたい、一緒に楽しめるものにしようと思って描いたのが『まじょのほうき』だったのです。

『まじょのほうき』ってどんなお話?

【文・絵さとうめぐみ(ハッピーオウル社)】

ヒューッドシーン!!っと空から魔女が落ちてきました。

その拍子にほうきが折れてしまい、これでは家に帰れないと困った魔女はほうきの柄(え)になるような棒を探しに森の中に入っていきます。

そこへトラがやって来て、切り株に残されたほうきの先の部分を頭にのせてみるとライオンに変身!?

体のしましま模様が取れたトラは、今度はしましま模様を切り株に置いて去ってしまいます…。

次々とやってくる動物たちが不思議な魔法で変身していく楽しいお話となっております。

『まじょのほうき』
対象年齢:3歳から
絵本のレビューはこちらから

 

どうやってこのお話が生まれたの?

ずっと動物の絵を描いていたさとうさんは、動物のお話にしたいと思ったそうです。

不思議なことが起こりそうな森を舞台に、動物たちが変身を遂げて起承転結ができたら面白いと着想を得たさとうさん。

トラがライオンになるにはタテガミが必要。

森で不思議なことが起こるなら魔女が出てくるのが良い。

それなら魔女のほうきがライオンのタテガミになるのでは?

そうしてこのお話はできていきました。

絵は水彩を使ってシンプルに描かれているそうですよ。

いとうゆか
ライオンのタテガミと魔女のほうきが繋がるとはさすが絵本作家さんの発想力!

人生は思いも寄らないことが起こる

動物園で絵本作家としてスカウトされ、『まじょのほうき』で絵本デビューを果たしたことが絵本を描いて生きていこうと決心するきっかけになったと話すさとうさん。

作品の登場人物たちじゃありませんが、人生、思いも寄らないことが起こるものですね。
引用元:朝日新聞web「好書好日」

日本画家として活動していたさとうさんは、子どもがいたら絵が描けないから子どもはいらないとすら思っていたそう。
ところが今では、育児があんなに素晴らしいものだと知っていたらもっと早く結婚して子どもを産んでいたなと思うほど。
そして絵本の読み聞かせの時間も大好きだったそう。
子どもの純粋さや真っ直ぐなところに感動した当時の想いが、今も絵本を描き続ける原動力になっていると話されています。

おわりに

きっとさとうさんのお子さんも立派な大人になられたのでしょう。
できることならあの時代に戻りたい。
とのさとうさんのお言葉。
子どもの成長はあっという間。
いとうゆか
今は一緒に絵本を楽しんでくれる我が子たちですが、いつかこんな日々を懐かしく思う日が来るのでしょうね
今子どもと一緒に過ごす時間を大切にしたいと思わずにはいられません。
そして、自分の人生にも子どもの人生にもきっと思いも寄らないことが起こるのでしょう。
それは、良いことだけではないかもしれませんが、どんなこともきっと何かの転機だと思って前向きに捉えていきたいですね。
自分や子どもの人生はこういうものだと決めつけずに、その時に起こる思いも寄らない変化を柔軟に受け止めていきたいものです。
以上、絵本作家のさとうめぐみさん、そして絵本『まじょのほうき』の紹介でした。

絵本を作るときは自分が楽しくて面白くなくちゃ嫌!とおっしゃるさとうめぐみさんの他の絵本も読んでみたいと思いました!
お声がけいただいたハッピーオウル社の飯野さま、ありがとうございました!
今回の記事を書くにあたって読ませていただいたページがこちらとなっております。
『まじょのほうき』の試し読みもできますので、ぜひのぞいてみてください。
絵本ナビでは、絵本・児童書・ 絵本キャラクターグッズを数多く紹介しています。
それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
いとうゆか
出版社さまとのご縁に感謝です
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