2022年1月19日に『あいがあう』の配信リリースでメジャーデビューを果たしたウルトラズをご存じですか?
彼らをオーディションの時から応援していた筆者がウルトラズのここまでの軌跡をまとめました。
この記事を読むと、ウルトラズがどんなバンドなのか、そしてどのようにしてメジャーデビューに辿りついたかがわかります。
紆余曲折あったウルトラズの軌跡をお楽しみいただければと思います。
ウルトラズってどんなバンド?
ウルトラズは
- トースター松林(ヴォーカル)
青森から上京。本名は田中一平。 - ホンコン・チュニジア(ギター)
ギターも歌もうまい。髭が濃い。 - ジッパー・ジャンパー(?)
実家がお金持ち。
の3人で結成されたバンドです。
西脇プロデューサーの企画するオーディションで選ばれた期待の新人バンドなのです。
白地に小花柄のシャツと黒いハットがトレードマークのトースター松林のお決まり挨拶は
『おおきにですっ!』
ウルフルズの影響を受けている?
ウルトラズは西脇プロデューサーが開催するオーディションに挑戦したのが始まりでした。
そこで披露した曲はオリジナル曲の『やったー』と『おとなりさん』と『アホグラミー賞』
ところが西脇Pにこう言われてしまうのです。
「きみ、ウルフルズめっちゃ好きやろ?」
「うりゃふりゃず?知らないです」
ときっぱり否定するトースター松林。
オリジナル曲だと言い張っても信じてもらえません。
西脇Pに言わせると、ウルトラズの曲はどうしてもウルフルズの影響を受けているように聴こえるのです。
ウルフルズ・トータス松本さんと共演
トースター松林が懲りずにリモートで西脇Pのオーディションを受けていたある日。
西脇Pからこんなことを言われました。
「きみがウルフルズを好きっていうことを認めな始まらへん」
西脇Pにはトースター松林のウルフルズ好きを認めさせるための秘策がありました。
そこへリモートで現れたのはウルフルズのトータス松本さん!(ご本人)
驚きの表情を見せたかのように見えたトースター松林。
ところがやっぱりトータス松本さんのことは知らないよう。
「お兄さん誰ですか?」とトースター松林。
「この状況でシラ切るのはつらいやろなぁ」と同情すら覚える西脇P。
トースター松林のオリジナルと言い張る曲を聴いてニコやかに「ウルフルズとはちゃうんちゃう?」と器の大きさを発揮するトータス松本さんでした。
アホグラミー賞の取り合い
その後トースター松林が作った『アホグラミー賞』をトータス松本さんが曲をつけて歌ってしまうという珍事も発生。
ウルフルズに影響されたウルトラズが作った曲を、ウルフルズが盗作?
そんなカオスな事態も起こりました。
トータス松本さんが歌う『アホグラミー賞』のカッコよさは鳥肌ものです。
『アホグラミー賞』はトースター松林のパクリになってしまうと指摘されたトータス松本さんが披露したもう1つの曲も必聴です!
ついにウルフルズ好きを認める
ずっとウルフルズのことは知らないと言い張っていたトースター松林に転機が訪れます。
それはウルフルズがいつもレコーディングで使っているスタジオ(本物!)でのこと。
トースター松林が作った『アホグラミー賞』を収録することになったウルトラズ。
何度か失敗したのち、やっと良い感じで歌い切ることができたトースター松林。

すると本家トータス松本さんが目の前で歌ってくれることに!
その見事な歌唱に感極まるトースター松林は拍手喝采。
そしてついに西脇Pが待ち続けたトースター松林の想いが溢れます。
「ウルフルズ大好きです!」
これを機にトースター松林はウルフルズに影響を受けた曲を作るのを終わりにし、これまで沈黙を続けてきたホンコン・チュニジアが作曲することになりました。
「ウルトラズの名前も変えます!」と萎縮するトースター松林に、「そのままでいてよ」とこれまた器の大きいトータス松本さんでした。
ウルトラズ新曲「あいがあう」披露
ウルフルズのことを大好きと認めて新たなステージに突入したウルトラズ。
ここから第二章が始まります。
西脇Pの前で、完全なるオリジナル曲を披露します。
ギター(作曲):ホンコン・チュニジア
(?):ジッパー・ジャンパー
初めて聴く純粋なオリジナル曲に西脇Pは好感触。
ところが西脇Pには以前から気になっていることがありました。
それはリモートオーディションの時に気付いていた、ホンコン・チュニジアのハイレベルな歌唱力。
西脇Pは試しに今の曲をホンコン・チュニジアに歌ってみるよう促します。
彼の歌声を聴いた西脇Pは提案します。
「ホンコン・チュニジアくんを真ん中にせぇへんか?」
ヴォーカル交代の危機
ホンコン・チュニジアの美声を絶賛する西脇Pにトースター松林は不満顔。
青森から上京してきた田中一平…、いえ、トースター松林はどうしてもバンドの真ん中でヴォーカルを務めたいのです。
そんな想いもむなしく西脇Pからこんなことを言われてしまいます。
ウルトラズのメジャーデビューの条件は、ホンコン・チュニジアくんがヴォーカルであること。
その条件に納得がいかないトースター松林はレコーディングでも諦めずに歌おうとしますが、そのたびに西脇Pに怒られてしまいます。
結局デビュー曲「あいがあう」はホンコン・チュニジアのヴォーカルで収録されました。
次はミュージックビデオや!と西脇Pははりきります。
「あいがあう」MV完成!
デビュー曲「あいがあう」のMV(ミュージックビデオ)を完成させて持ってきたウルトラズ。
そこには画面いっぱいに熱唱するホンコン・チュニジアの顔が。
それを見た西脇Pは眉をひそめます。
「髭、汚いなぁ…」
ホンコン・チュニジアの濃すぎる青髭がどうしても、さわやかな楽曲に合わないと西脇Pは困惑。
そこで西脇PはMVをトースター松林メインで撮り直すよう指示します。
改めてウルトラズが持ってきたMVはホンコン・チュニジアの歌声にトースター松林が口パクで合わせるというものでした。
これで問題ないかと思われましたが、西脇Pは意外なことを言い出します。
「この声聞いたら青髭が浮かぶわ。ヴォーカルもトースターでいこう」
ヴォーカルの座を奪還
沈黙を守り続けたジッパー・ジャンパーが作ってきたMVは、小学生の男の子が花屋のお姉さんに恋をするけれど、お姉さんには彼氏がいて失恋してしまうという甘く切ないストーリー映像。
相手への愛しい想いを歌った「あいがあう」にぴったりです。
こうして無事にMVもできあがり、トースター松林は念願のバンドヴォーカルを務めることとなりました。
めざましテレビに密着される奴
ウルトラズはこれからメディアに出演するのでは?と思った矢先、さっそくめざましテレビからの取材があったそうです。
その模様が2022年1月19日現在、ウルトラズの最新動画となっております。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
2022年1月19日に「あいがあう」でメジャーデビューを果たしたウルトラズの今後に期待です。

これからもっともっと活躍するであろうウルトラズを一緒に応援しましょう!
余談ですが…
キャスト紹介
トースター松林:福徳秀介(ジャルジャル)
ホンコン・チュニジア:辻井亮平(アイロンヘッド)
ジッパージャンパー:渡邊孝平(クロスバー直撃)
西脇プロデューサー:後藤淳平(ジャルジャル)
トータス松本:トータス松本さん
ウルフルズの影響を受けた楽曲
「やったー」:「バンザイ~好きでよかった~」(ウルフルズ)
「おとなりさん」:「かわいいひと」(ウルフルズ)
「アホグラミー賞」:「バカサバイバー」(ウルフルズ)
「おばんざい」:「バンザイ~好きでよかった~」(ウルフルズ)
「わろてまう」:「笑えれば」(ウルフルズ)
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