【写真引用:福音館書店】
いとうゆか・関西在住
小6長男と小2長女と暮らす
事務のアルバイトとWedライター
これまでに我が子に絵本を1000冊以上読み聞かせた(はず!)
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(令和4年4月現在の情報です)
『きんぎょがにげた』『ひよこはにげます』あらすじ紹介
きんぎょがにげた
【作・絵:五味 太郎(福音館書店)】
途中までのあらすじ
きんぎょがにげた。
どこににげた?
ある時はカーテンの水玉模様に、ある時はびんの中のキャンディに…。
金魚鉢から逃げ出した金魚を探しに行こう!
注目ポイント
ページをめくるたびに金魚がどこかに隠れているぞ?
どこだろう?
あ!見つけた!
指をさしながら一緒に見つけてみましょう。
カラフルなんだけれど、どこか落ち着きのある色合いで描かれた五味太郎さんの味わいのある絵に癒されます。
おもちゃが並べられたページは、金魚が遊園地に遊びに来たみたい!
最後には池の中を泳ぐたくさんの金魚たちにまぎれてしまいます。
おや?よ~く見ると…?
ひよこはにげます
【作・絵:五味 太郎(福音館書店)】
途中までのあらすじ
ひよこはにげます。
みんなでにげます。
お家から逃げ出したひよこが3羽。
ある時は元気に、ある時はじっとして…。
あの手この手で逃げ出すひよこを追いかけよう!
注目ポイント
『きんぎょがにげた』と同様、どこかに隠れてしまうのかな…?
と思いきや、『ひよこはにげます』は絵探しではありませんでした!
その代わり、3羽のひよこは逃げます。
とにかく逃げます。
一体誰から逃げているの?
どこへ向かって逃げているの?
それはきっと本人たちにもわかっていません。
絵本の中を元気いっぱい駆け回る愛らしいひよこたちから目が離せません。
走るもよし、少し休むもよし、身を潜めたって良いし、乗り物を使ったって良い。
お家から逃げ出した3羽が最後にたどり着いたのは…?
The Goldfish Got Away
【作・絵:Gomi Taro 訳:Robert Campbell
(福音館書店)】
途中までのあらすじ
The goldfish got away.
Where did the fish go?
注目ポイント
なんと『きんぎょがにげた』が英語版になって登場!
英訳されたのは米国出身で日本文学研究者のロバート キャンベル氏。
「英語でたのしむ 福音館の絵本」シリーズは小学校の外国語活動における活用を目的に発行されました。
これを機にお子さんと一緒に英語に触れてみるのはいかがでしょうか?
私は『きんぎょがにげた』と『The goldfish got away』の両方を同時に借りて読み比べましたよ。
『きんぎょがにげた』動画紹介
『きんぎょがにげた』の世界を動画で楽しめます。
まぁるいおめめをパチパチさせて縦横無尽に逃げ回る金魚を探しに行こう!
おわりに
今回は五味太郎さんの代表作『きんぎょがにげた』
そしてその40年後に発行された『ひよこはにげます』をご紹介しました。
にげた子たちを追いかけながら五味太郎さんの味わいのある絵も楽しんでくださいね。
それでは最後に今回紹介した絵本です。
ありがとうございました!